〒343-0821 埼玉県越谷市瓦曽根2-7-14 カサベルテ越谷300号室
JR「南越谷駅」又は東武線「新越谷駅」より徒歩10分

お気軽にお問合せください

営業時間:9:00~18:00

定休日:土日祝日

048-971-6152
048-971-6153

取締役などの会社役員は会社運営上、どのような責任が生じるのでしょうか?その責任
とは社会的責任や道義的責任はもとより、法的責任も当然負います。

法的責任とは、犯罪などの刑事責任、そうでなくても民事責任を負うこともあります。

特に民事上の責任については立場や見解によって争いの起き易いもので、近年、裁判の
起こしやすい環境の整備や弁護士等の増加により裁判で争われるトラブルも多くなると
思われます。

取締役などに対する民事裁判としては、【株主代表訴訟】や【第三者責任訴訟】が代表
的なもので、特に理解しておかなくてはならないものです。

【株主代表訴訟】

株主代表訴訟で問題になるのは原則として、会社役員に職務責任を果たさないなどの過
失がある場合に負う責任です(ただし、一部の法令違反については、無過失責任となっ
ている場合があるので注意が必要です)株主代表訴訟の代表的なケースとしては大和銀
行事件の裁判で、複数の役員に対し、約800億円もの巨額の賠償が命じられました
が、これを受け、会社法で役員の会社に対する責任の軽減制度ができました。

【第三者責任訴訟】

第三者責任訴訟とは、会社役員等が、会社債権者に対して負っている責任です。この責
任が追求されるのは、会社が倒産した場合などにおきるのが一般的ですが、悪意や重過
失若しくは虚偽の情報開示をした場合などの場合に、会社役員の行為によって第三者の
損害が生じたといえる範囲で損害賠償責任を負うことになり、会社法上にも役員等の連
帯責任の中で規定しています。

上場企業の役員が株主代表訴訟の心配をすることが多いのに対し、中小企業の役員は、
第三者責任訴訟の心配をすることが多いです。

このように会社役員は広い権限を持つ代わりにさまざまな義務を負っています。事件が
実際に起きたときに知らなかった、分からなかったでは済まされない時代になってきて
いるということを、まず、認識しなければならないと思います。

まずは、自社の中にあるリスクとは何なのかを洗い出し、それに対する対策(規程、マニュアルなどの整備)をすることは非常に有効な手段だと思います。

今の時代は少ないパイを奪い合い、勝ち組、負け組が出てきています。この時代に生き
残る要素として、選択と集中、専門特化、スピード、低価格、経費の固定費から変動費
への転換(アウトソース)というものが上げられます。

難しいと思うことを先延ばしせず、早く相談・解決をして頂き、会社として利益をあげ
ることに集中することが重要だと思います。

北区 税理士へのご相談・お見積もりはこちら

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
048-971-6152

受付時間:月曜日~金曜日 9:00~18:00
定休日:土日祝日

東京(北区 荒川区 足立区) 埼玉(越谷市 草加市 川口市 さいたま市 春日部市)を中心に地域に密着し、創業支援から決算申告まで一貫したサービスにより税金と経営に関するリスクを迅速に解決します。会社設立は電子定款により4万円のコスト削減が可能です。設立報酬10,500円より承ります。

対応エリア
【東京都】北区・板橋区・豊島区・足立区・荒川区・台東区・文京区・新宿区・港区・品川区・目黒区・渋谷区・中野区
【埼玉県】川口市・越谷市・草加市・さいたま市・春日部市

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・相談予約

048-971-6152

<受付時間>
月曜日~金曜日 9:00~18:00
※土日祝日は除く

ごあいさつ

IMGP0511.jpg
税理士 行政書士 野口和寛

昭和47年8月8日生まれ
大原簿記学校にて消費税・相続税の講師経験をした後、医療特化会計事務所等で経験を積み独立。現在、複数の会社の監査役として、内部統制・事業承継の業務に従事。会社設立から会計及び税務等指導実績多数。

野口和寛会計事務所

住所

〒343-0821
埼玉県越谷市瓦曽根2-7-14
カサベルテ越谷300号室

アクセス

JR「南越谷駅」又は
東武線「新越谷駅」より徒歩10分

営業時間

月曜日~金曜日 9:00~18:00

定休日

土日祝日